昭和の夜行急行
たまには違うネタといいつつまた旅行ネタで失礼します。しかもまた乗り鉄です。今回は北陸新幹線開業により第3セクター化された旧北陸本線(市振~直江津)と旧信越本線(直江津~妙高高原)、えちごトキめき鉄道でのお話です。
昭和の国鉄時代、日本全国に夜行列車が走っておりました。1980年代です。当時ワイド周遊券なるものが存在し、周遊区間内までの往復で急行列車に乗れたため、周遊券で夜行急行に乗るのが当時の鉄道旅行の定番でした。
当時はこういう急行列車がたくさん走っており、周遊券族はよく利用してました。だって追加料金なしで乗れるから。
2021年11月20日(土)~21日(日)の間に往年の夜行急行を再現しようという企画がえちごトキめき鉄道でありまして、それに参加しました。しかし、直江津から妙高高原に行き、また直江津に戻って今度は市振に行って戻るというコースで普通に走れば4時間もかからない距離を8時間かけてゆっくり走るというものです。あくまでも昭和の夜行を体験するというもので今の若者にはわかんないかもしれないですね。実際に乗ってたのはアラフィフ以上のおっさんばかりでした。
東京から北陸新幹線に乗り込む
東京から上越妙高まで新幹線で行き、えちごトキめき鉄道に乗り換えて直江津に向かいます。上越妙高では115系で直江津に向かいます。昔の国鉄車両でテンション上がります。
直江津駅で夜行列車に乗ります。かつての457系列の交直流急行電車です。1984年までは急行くずりゅう(米原~金沢・富山間)などとして活躍、急行廃止後は普通電車として運用されてました
社内はこんな感じ。急行時代はロングシートなぞなかった。
車内で一杯やります。これがおいしい。
途中、主な駅に1時間以上止まるなど、時間稼ぎをしながら朝まで走るのでした。
朝6時ごろ、直江津駅に到着して夜行の旅は終了しました。
えちごトキめき鉄道の社長は生粋の鉄道マニアの鳥塚社長です。前は千葉県のいすみ鉄道の社長をやっておられて、いすみ鉄道の活性化に活躍されておられました。最近は新幹線ができるたびに並行在来線が第3セクター化されることが多くなりました。その在来線に新たなアイデアで盛り上げていく姿勢は本当に共感します。
このような社長が全国の第3セクターで活躍されたら鉄道の新たな活用策ができるのではないでしょうか?そして鉄道を通して地域活性化に結び付ければ本当にいいですね。鉄道の新たな役割ではないでしょうか?
<鳥塚社長のブログ>
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