禁 煙 に つ い て
2002年に健康増進法が成立してから22年、2023年に改正健康増員法が施行されて原則屋内禁煙になりました。
そして、屋外に設置されていた灰皿なども軒並み撤去されました。その結果、会社の近くには2か所ほどの実質喫煙所ができてしまってます。(昔からかもしれませんが)。その場所には禁煙の張り紙が執拗に貼られてます。
近くのお店の人にはさぞかし迷惑でしょうし、苦情もありそうです。しかし、皆さんその場所で吸ってます。
私が感じたのは、喫煙者を排除することにのみフォーカスしても問題は解決しないということです。人間は何かしら禁止されてもどこかに逃げ道を見つけ、そこで同じことをする習性があります。
喫煙所を廃して、喫煙者を締め出しても別の場所が喫煙コーナーと化するのです。集団心理も働き、数名が吸ってたら自然と人が集まり、そこが喫煙所になってしまいます。これでは時間稼ぎにもなりません。
言いたいのは、ただ締め出すことだけを考えるのではなく、吸う人の場所をもう少し整備するとか、両者の立場をバランスよく考えることが大事なのではないかと思うのです。たばこ消費税は一般財源ではありますがその一部をその整備に充てるとかすればこの問題は少しは解決すると思います。
町には吸い殻がほとんど見当たらなくなり、以前より町はきれいになったと感じます。きちんと手当すればみなさんルールを守ってくれるはずです。
最近は少数意見も取り入れてすべての人が快適に暮らせるように考える風潮があります。そうであれば全体のバランスを考慮すべきではないでしょうか?
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