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社長の日記

カーナビ

今のドライブにかかせないカーナビ。愛用してる人はたくさんいるでしょう。というか、ほとんどのドライバーが使用してて、使ってない人なんかいないんじゃないでしょうか?車自体に付属してる純正ナビや今はスマホのグーグルマップもあるので使いこなせばかなり便利じゃないでしょうか?

私がナビを使うシチュエーションは以下の通り。

1 まったく知らない土地                                   
  地方でレンタカーを借りたときなど、頭の中には地理情報皆無だから、使いますね。       

2 細かい路地など、ごちゃごちゃしてる場所
  国道や県道、有名な通りの地理情報は関東では頭に入ってますが、路地の状況まではわからんですからね。そういう時は便利です。

3 山道などで霧が発生してる時。
  霧が発生しると前全く見えないから、ナビで道路の状況を確認できますね。次右カーブとか、左カーブとか、交差点とか。レーダーのように使うときもあります。アップダウンはわからないけど。

4 宅配の仕事するとき。
これは時間との闘いですから、いちいち地図で確認する暇がない。まあ今はスマホの宅配の専用アプリに出てるからかなり効率的に回れます。上司がAIだからかなりきついけど。あっ今は宅配やってませんよ。昔です。

だいたい以上のシーンでカーナビを使います。それ以外は使いません。地理を覚えるのが大好きということもあり、既知の道と未知の道の組み合わせなら事前に予習したほうが頭に入りやすいです。いつもスルーしてるあのセンブンイレブンを左折だなとか、まったくの新規情報だけじゃないからまたさらに知識が増えるのです。

たまにナビがないとどこへも行けないという人に会いますが、信じられないです。ナビが普及する前はみんなナビ無しでドライブしてたんだから。せめて地元付近の地理情報は頭に入れといたほうがいいですよ。道に詳しいことも運転技術のひとつですから。

で、なぜ私がほとんどナビを使用しないかは地理を覚えることが好きなのもありますが、もう一つあります。

20年前に海上自衛隊で勤務してたのですが、私は護衛艦と呼ばれる船に乗ってました。(途中で練習艦に改造されましたが) 船が進むために位置を知るために陸測というのをやります。陸測というのは沿岸部を航行してる時に灯台とか、島とか、目立つ目標を船から見える角度を測り、それを海図に書き込む作業です。3か所の目標の角度をすばやく測り、その方位線を海図に書き込み、その交点を得ることで艦位を知るものです。一方、何も見えない洋上ではGPSを使います。GPSのボタンをぽちっと押すとその場で緯度と経度が出て瞬時に位置がわかるわけです。それを海図に記入するだけ。簡単ですよね。GPSがないころは天文航法と言って星見ながら艦位測定をやっていたのですから。

それで私はGPSばかり使ってまして、陸上の目標が見える沿岸部でもGPS使ってたら当時の艦長から「GPSばかり使って横着するな。ここではちゃんと陸測をやれ」と、怒られてしまいまして、それではっとしました。まあ機械は便利だが、自分が基本を知った上で使えということなんだなと今は理解してます。もちろんGPSの精度が完璧でなく、陸測の方が正確(私の腕が確かなら)というのもありますが、機械を使ってるつもりが逆に使われているような人もいますからね。壊れた瞬間に対処できたくなるとか。

この時の艦長の指導が今も心に焼き付いてまして、カーナビを使うときはこの時の記憶が足を引っ張るのであります。この艦長、馬が合ったとはいえませんが、仕事の仕方を教わったのも事実です。あとは、電報を起案して艦長室に決裁を仰ぐ仕事もあるんですが、早く仕事終えたくて、艦長のタイミングの悪いときに無理に決裁をお願いしたときがありまして、その時に「人のことも考えて仕事しろ」とのたまわれました。基本的なことなのですが相手に配慮することの大事さを学んだわけです。当時は私27~28歳でしたから、若造ですね。

なんか脱線してしまいましたが、要するに今は便利なものがたくさんあるが、基本は押さえとけよということであります。

M元艦長元気かな?その節はありがとうございました。ご指導いただいたおかげで多少は成長することができました。

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