金融所得課税強化の話
自民党の総裁選の話題が時々ニュースを賑わしてます。その中で立候補者のひとり、石破茂氏が金融所得課税強化を公約に掲げて大騒ぎになってます。
石破茂氏は私と同じ鉄道マニアだし、個人的には好きなのです。去年地方創生フォーラムで千葉にいらっしゃり、えちごトキめき鉄道社長(当時、現大井川鉄道社長)の鳥塚亮氏と対談したのを見に行きました。彼が首相になればローカル線問題も息を吹き返すのではないかと期待したりもしました。
しかし、金融所得課税強化については賛同できないです。今は新NISAで政府が国民に投資を促しておりますが、その一方でこのようなことをすれば投資意欲に水を差すような形になるでしょう。今は株などの値上がり益に対する税金は約20%ですが、この課税を強化するわけです。
資本主義世界では努力をした者が多くの報酬をもらえるようなしくみになっており、ある程度の格差が出てくるのは致し方ないことです。
インセンティブがないとモチベーションが落ちるのは社会主義世界が崩壊した歴史が示す通りです。
反発が強いからしばらくはできないと思うけどいずれはこうなるのかなあ。
かつて中曽根内閣が売上税を導入しようとして世間の大バッシングに会い、2年後くらいにに竹下内閣で消費税と名を変えて導入されましたが同じ手を使うのかな?
この記事へのコメントはありません。